働くママの日々是修行。
家庭と仕事の両立に悩むママの生活雑感。
2010
September 12
September 12
『どれくらいの愛情』 白石一文著(文春文庫)
5年前、結婚を目前に最愛の女性・晶に裏切られた正平は、苦しみの中家業に打ち込み、思わぬ成功を収めていた。そんな彼に突然、晶から電話が…。二人が再会したことで、別れの理由が明らかにされていく…。
表題作を含めた中編が収められているが、フィクションを読み始めるにはちょうどいい作品集だった。
個人的には『たとえ真実を知っても彼は』が好きだった。
『リーダーが身につけたい25のこと』 鈴木義幸著(ディスカヴァー・トゥエンティワン)
100人以上の経営者にエグゼクティブ・コーチングを行っている著者が、リーダーが身につけておきたいことを25の項目にまとめて紹介する。
非常にわかりやすく、読みやすかったし、実践もしやすそうだ。
でも、私はマネジメントもスタッフの育成も契約条項に入っていないので、これから人の入れ替えをして、全員が私の部下になってからじゃないと実践できない(笑)。
『感染』 仙川環著(小学館文庫)
ウィルス研究医・仲沢葉月は、ある晩、未来を嘱望されている外科医の夫・啓介と前妻の間の子が誘拐されたという連絡を受ける。幼子は焼死体で発見されるという最悪の事件になったにも関わらず、啓介は女からの呼び出しに出かけていったきり音信不通。痛み戸惑う気持ちで夫の行方を捜すうち、彼女は続発する幼児誘拐殺人事件の意外な共通点と、医学界を揺るがす危険な謀略に辿り着く…。
これは文句無く面白かった!
医療ジャーナリストが描いているので臨場感もあるし、医療サスペンスとして秀逸。
他の作品もぜひ読んでみたい。
『転生』 仙川環著(小学館文庫)
フリーライターの深沢岬は、仕事の依頼で待ち合わせたホテルのロビーで、ベビーカーに乗った赤ん坊を目の前にした。「その子はあなたの娘だ。引き取ってもらいたい」。岬にかかってきた電話は、最初から赤ん坊を渡すつもりで依頼者を装い、岬を呼び出したのだった。身に覚えがない岬は激高するが、それがまさか前年、報酬欲しさに違法だと知りつつ提供した、自分の卵子から生まれた子だったとは…。
前作とは違うテーマの医療ミステリーだったが、これは後半が素晴らしい。
いま話題のテーマで、著者なりの考え方も盛り込まれていて、でも救いのあるラストになっていて、一気に読み切った。
今後も注目していきたい作家さんだ。
ということで、スペースをつくったはずの本棚も、きっと一瞬で埋まるだろうな(笑)。
でも、ようやく自分を取り戻した気分。
ここ5カ月、ペースが乱れていたからね
それも楽しいけど、秋は知的な楽しさを追究したいな〜。
5年前、結婚を目前に最愛の女性・晶に裏切られた正平は、苦しみの中家業に打ち込み、思わぬ成功を収めていた。そんな彼に突然、晶から電話が…。二人が再会したことで、別れの理由が明らかにされていく…。
表題作を含めた中編が収められているが、フィクションを読み始めるにはちょうどいい作品集だった。
個人的には『たとえ真実を知っても彼は』が好きだった。
『リーダーが身につけたい25のこと』 鈴木義幸著(ディスカヴァー・トゥエンティワン)
100人以上の経営者にエグゼクティブ・コーチングを行っている著者が、リーダーが身につけておきたいことを25の項目にまとめて紹介する。
非常にわかりやすく、読みやすかったし、実践もしやすそうだ。
でも、私はマネジメントもスタッフの育成も契約条項に入っていないので、これから人の入れ替えをして、全員が私の部下になってからじゃないと実践できない(笑)。
『感染』 仙川環著(小学館文庫)
ウィルス研究医・仲沢葉月は、ある晩、未来を嘱望されている外科医の夫・啓介と前妻の間の子が誘拐されたという連絡を受ける。幼子は焼死体で発見されるという最悪の事件になったにも関わらず、啓介は女からの呼び出しに出かけていったきり音信不通。痛み戸惑う気持ちで夫の行方を捜すうち、彼女は続発する幼児誘拐殺人事件の意外な共通点と、医学界を揺るがす危険な謀略に辿り着く…。
これは文句無く面白かった!
医療ジャーナリストが描いているので臨場感もあるし、医療サスペンスとして秀逸。
他の作品もぜひ読んでみたい。
『転生』 仙川環著(小学館文庫)
フリーライターの深沢岬は、仕事の依頼で待ち合わせたホテルのロビーで、ベビーカーに乗った赤ん坊を目の前にした。「その子はあなたの娘だ。引き取ってもらいたい」。岬にかかってきた電話は、最初から赤ん坊を渡すつもりで依頼者を装い、岬を呼び出したのだった。身に覚えがない岬は激高するが、それがまさか前年、報酬欲しさに違法だと知りつつ提供した、自分の卵子から生まれた子だったとは…。
前作とは違うテーマの医療ミステリーだったが、これは後半が素晴らしい。
いま話題のテーマで、著者なりの考え方も盛り込まれていて、でも救いのあるラストになっていて、一気に読み切った。
今後も注目していきたい作家さんだ。
ということで、スペースをつくったはずの本棚も、きっと一瞬で埋まるだろうな(笑)。
でも、ようやく自分を取り戻した気分。
ここ5カ月、ペースが乱れていたからね

それも楽しいけど、秋は知的な楽しさを追究したいな〜。
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