働くママの日々是修行。
家庭と仕事の両立に悩むママの生活雑感。
2010
October 10
October 10
『離婚で壊れる子どもたち〜心理臨床家からの警告〜』 棚瀬一代著(光文社新書)
3組に1組が離婚する時代。増え続ける離婚家族の子どもたち。「片親疎外」という病に蝕まれた日本の現状と解決策とは。
最近、別れた前夫との関わり方について悩んでおり、思わず手に取ったけど…。
何の役にも立たない一冊でした。
宗教観も社会制度も国民性も違うアメリカの離婚家庭の話を延々されても、日本で現在悩んでいる人へのアドバイスにもならないし、結論もないし。
肝心の子どもの声が全然入っていないし。
時間のお金の無駄でした。
『そうか、もう君はいないのか』 城山三郎著(新潮文庫)
気骨ある男たちを主人公に、数多くの経済小説、歴史小説を生み出してきた作家が最後に書き綴っていたのは、亡き妻との深い絆の記録だった。没後に発見された感動、感涙の手記。
私は城山作品は『硫黄島に死す』『指揮官たちの特攻ー幸福は花びらのごとくー』しか読んだことがなくて、この作品はテレビドラマ化されて初めて知ったものだ。
ここに描かれている夫婦愛は、私の理想の形にとても近くて、最愛の妻を失った著者の哀しみが行間から立ち上ってくるようだった。
こんな風に愛情と信頼を、時間を重ねる中で育んでいけるなら、結婚も夫婦も意味があるのかもしれない。
私にはできなかったけれど…。
『アナザーフェイス』 堂場瞬一著(文春文庫)
警視庁刑事総務課に勤める大友鉄は、息子と二人暮らし。捜査一課に在籍していたが、育児との両立のため異動を志願して二年がたった。そこに銀行員の息子が誘拐される事件が発生。元上司の福原は彼のある能力を生かすべく、特捜本部に彼を投入するが…。
警察小説好きの私に、堂場作品は欠かせない。
今回はいままでひと味違うキャラクターが主人公だったので、新鮮な気持ちで読み進めた。
ストーリーの中盤で犯人の目星はたったけど、主人公の心情の変化を読むという観点ではとても面白かった。
ぜひシリーズ化してほしいと思う。
このところはフィクション、それもミステリーに偏った読書をしている。
そろそろ、仕事に絡む読書も進めるべきなんだけどね(笑)。
3組に1組が離婚する時代。増え続ける離婚家族の子どもたち。「片親疎外」という病に蝕まれた日本の現状と解決策とは。
最近、別れた前夫との関わり方について悩んでおり、思わず手に取ったけど…。
何の役にも立たない一冊でした。
宗教観も社会制度も国民性も違うアメリカの離婚家庭の話を延々されても、日本で現在悩んでいる人へのアドバイスにもならないし、結論もないし。
肝心の子どもの声が全然入っていないし。
時間のお金の無駄でした。
『そうか、もう君はいないのか』 城山三郎著(新潮文庫)
気骨ある男たちを主人公に、数多くの経済小説、歴史小説を生み出してきた作家が最後に書き綴っていたのは、亡き妻との深い絆の記録だった。没後に発見された感動、感涙の手記。
私は城山作品は『硫黄島に死す』『指揮官たちの特攻ー幸福は花びらのごとくー』しか読んだことがなくて、この作品はテレビドラマ化されて初めて知ったものだ。
ここに描かれている夫婦愛は、私の理想の形にとても近くて、最愛の妻を失った著者の哀しみが行間から立ち上ってくるようだった。
こんな風に愛情と信頼を、時間を重ねる中で育んでいけるなら、結婚も夫婦も意味があるのかもしれない。
私にはできなかったけれど…。
『アナザーフェイス』 堂場瞬一著(文春文庫)
警視庁刑事総務課に勤める大友鉄は、息子と二人暮らし。捜査一課に在籍していたが、育児との両立のため異動を志願して二年がたった。そこに銀行員の息子が誘拐される事件が発生。元上司の福原は彼のある能力を生かすべく、特捜本部に彼を投入するが…。
警察小説好きの私に、堂場作品は欠かせない。
今回はいままでひと味違うキャラクターが主人公だったので、新鮮な気持ちで読み進めた。
ストーリーの中盤で犯人の目星はたったけど、主人公の心情の変化を読むという観点ではとても面白かった。
ぜひシリーズ化してほしいと思う。
このところはフィクション、それもミステリーに偏った読書をしている。
そろそろ、仕事に絡む読書も進めるべきなんだけどね(笑)。
PR
