半々。

　最近は、仕事に関連するものと趣味の本を半々くらいのペースで読んでいる。


　『部下の心をつかむ　たったひとつの大切なこと』　杉本良明著（中経出版）

　リーダーは鬼となって引っ張らなくても、無理にほめなくてもいい。コーチングのプロがとく、部下との関係を劇的に改善するノウハウ集。

　自分が面接して採用した部下を持つことになり、スタッフを育てるために自分が変わらなければならないことを実感していて、思わず手にとった一冊。
　わかりやすくて、読みやすいので、一気読みした。
　あとは実践あるのみかな（笑）。

 　『東京島』　桐野夏生著（新潮文庫）

　夫との酔狂な世界一周クルーズ中に暴風雨にあい、孤島に流れ着いた清子。その後、日本の若者、謎めいた中国人も漂着するが、31人のすべてが男。救出の見込みは依然なく、夫・隆も失った。だが、たった一人の女である清子は、求められ争われ、女王の喜びに震えるがー。

　生きることはキレイごとだけじゃないと、久々に思った一冊。
　悪意も妬みもずるさも、誰もが持っているもので、自分も極限下に置かれたらどうなるかはわからない。
　映画は見たくないかなぁ…。この世界観が表現できると思わないから。


　明日から怒濤のピークに突入するので、また更新が滞ると思うけど、読書だけは進めたいと思う。