公園行脚。

　今日はユリ・マリ・ケンタがパパに拉致され、仕事場に連れて行かれたので、家にはサク一人。
　午前中に自転車に乗ってママと買い物に出かけたから、午後は家でおとなしく遊んでくれないかな～と思っていましたが、幼稚園児には無理で　
　「あるくから、こうえんにいこう」としつこくせがむので、バッグに本を入れて出かけることにした。

　最初は近所でも大きめな北公園。
　階段じゃないハシゴを登る滑り台にも自分で上がれるようになったので、何度も高いところから滑ってくるものの。
　最近通っている厚別の公園ほど遊具がないし、何より遊んでくれるユリ・マリがいない。
　早々に飽きてしまったので、小学校の学区内の公園を行脚することにした。

　次に向かったのは、たんぽぽ公園。
　ここは住宅街の中にある小さな公園で、かろうじてブランコと砂場、小さな滑り台があるくらい。
　サクもつまらなかったようなので、すぐにこうろぎ公園へ。
　ここも大きさも内容もさほど変わらないのだが、公園に植えられた草花がキレイに手入れされていて、チューリップがとてもキレイだった。
　そして、てんとう虫公園に。ここは広いけれど、遊具があまりない。
　木製の滑り台を上ったり滑ったりしていたけれど、知っているお友だちもいないし、退屈そう。
　そこで、おやつの時間までと思い、我が家の裏手にあるアパッチ公園へ。
　ここは他の公園と違って鉄棒があり、サクは自分の身長より高い鉄棒にぶらさがるのが大好き！
　ただぶらさがっているだけなのに、何が楽しいんだろう？と思いつつ、何度も抱き上げた。

　公園から公園への道すがら、サクといろいろな話をしたのだが、「サク、ママとふたりでうれしい」と可愛いことを言う。
　「ふたりだとどうして嬉しいの？」と聞くと、「デートしているみたいだから」って。
　ママの胸はキュンとなったよ  
　これからは、二人でのんびり過ごそうっと