働くママの日々是修行。
家庭と仕事の両立に悩むママの生活雑感。
2011
January 02
January 02
『小さな命が呼ぶとき』上・下 ジータ・アナンド著 戸田裕之訳(新潮文庫)
愛する我が子が余命わずかと宣告された。しかも3人のうち2人もが。病名はポンペ病。治療法も、薬もない。患者数が極めて少ないため製薬会社が新薬開発を行わないからだ。父親ジョンは一度は絶望するが、諦めなかった。自ら薬を作ろう。まだ時間があるうちに。子どもたちのためにすべてを投げ打った父親の願いは叶うのか…?
映画は観ていないけれど、子を持つ親としてその心情は理解できるし、何よりその意思と行動力に言葉もなかった。
まさにアメリカン・ドリームで、日本ではあり得ない事実だけれど、親として学ぶべきところはたくさんあった気がする。
いま、マリが読みたいと持っていったけど、何かを感じてくれると嬉しいな。
『今日も夫婦やってます』 南Q太著(筑摩書房)
夫婦ってなに? 一緒に暮らして、なにかいいこと、ある?
結婚3度目、子どもは5人。マンガ家・南Q太の迷いっぱなしエッセイ。
毎月買っているマンガ雑誌でステップファミリーを描いた作品があって、現実もそうだと知って思わず手にとった一冊。
キレイごとだけではない内容に、深く頷きながら読んだ。
結婚は悪いものじゃない。生活を共にすることでしか味わえない幸せも、安定感も絶対にある。
でも、結婚は当人同士だけのものじゃないのも事実で、だから全うできないこともある。
読みながら、自分のこの先を考えてしまい、暗い気持ちになってしまった…。
『良いおっぱい 悪いおっぱい 完全版』 伊藤比呂美著(中公文庫)
一世を風靡した名エッセイ『良いおっぱい 悪いおっぱい』に、3人の子を産み育て、25年の人生経験を積んでパワーアップした著者が大幅加筆! 若狭溢れる文章はそのままに、各編ごとのコラムで未来からの補完を試みた。
実はこれ、高校生のころからシリーズ全部を読んでいた。
いま思うと、私の高校時代に読んだ本ってすごく偏っている。
癌闘病記の千葉敦子さんとか、不倫や夫婦生活について著作が多い森瑶子さんとか、ファンタジー系の佐々木丸美さんとか、ノンフィクションに柳田邦男さんとか(笑)。
高校時代の一番の夢は、専業主婦になって、たくさん子どもを産んで、普通の家庭を築くことだったからなぁ…。
いまはその夢から一番遠いところにいるけど
素直に懐かしかったし、出産・育児を経て気がついた面白さもあったけど、私は加筆される前のオリジナルの方が好き。
それが率直な感想かな。
最近は編み物にはまっているので、手芸店で毛糸を買い込んだら、きっとまた編み物三昧に戻ると思うけど、たまに集中的に読書するのも悪くないなって思った。
愛する我が子が余命わずかと宣告された。しかも3人のうち2人もが。病名はポンペ病。治療法も、薬もない。患者数が極めて少ないため製薬会社が新薬開発を行わないからだ。父親ジョンは一度は絶望するが、諦めなかった。自ら薬を作ろう。まだ時間があるうちに。子どもたちのためにすべてを投げ打った父親の願いは叶うのか…?
映画は観ていないけれど、子を持つ親としてその心情は理解できるし、何よりその意思と行動力に言葉もなかった。
まさにアメリカン・ドリームで、日本ではあり得ない事実だけれど、親として学ぶべきところはたくさんあった気がする。
いま、マリが読みたいと持っていったけど、何かを感じてくれると嬉しいな。
『今日も夫婦やってます』 南Q太著(筑摩書房)
夫婦ってなに? 一緒に暮らして、なにかいいこと、ある?
結婚3度目、子どもは5人。マンガ家・南Q太の迷いっぱなしエッセイ。
毎月買っているマンガ雑誌でステップファミリーを描いた作品があって、現実もそうだと知って思わず手にとった一冊。
キレイごとだけではない内容に、深く頷きながら読んだ。
結婚は悪いものじゃない。生活を共にすることでしか味わえない幸せも、安定感も絶対にある。
でも、結婚は当人同士だけのものじゃないのも事実で、だから全うできないこともある。
読みながら、自分のこの先を考えてしまい、暗い気持ちになってしまった…。
『良いおっぱい 悪いおっぱい 完全版』 伊藤比呂美著(中公文庫)
一世を風靡した名エッセイ『良いおっぱい 悪いおっぱい』に、3人の子を産み育て、25年の人生経験を積んでパワーアップした著者が大幅加筆! 若狭溢れる文章はそのままに、各編ごとのコラムで未来からの補完を試みた。
実はこれ、高校生のころからシリーズ全部を読んでいた。
いま思うと、私の高校時代に読んだ本ってすごく偏っている。
癌闘病記の千葉敦子さんとか、不倫や夫婦生活について著作が多い森瑶子さんとか、ファンタジー系の佐々木丸美さんとか、ノンフィクションに柳田邦男さんとか(笑)。
高校時代の一番の夢は、専業主婦になって、たくさん子どもを産んで、普通の家庭を築くことだったからなぁ…。
いまはその夢から一番遠いところにいるけど

素直に懐かしかったし、出産・育児を経て気がついた面白さもあったけど、私は加筆される前のオリジナルの方が好き。
それが率直な感想かな。
最近は編み物にはまっているので、手芸店で毛糸を買い込んだら、きっとまた編み物三昧に戻ると思うけど、たまに集中的に読書するのも悪くないなって思った。
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