働くママの日々是修行。
家庭と仕事の両立に悩むママの生活雑感。
2010
February 27
February 27
最近は徒歩移動が多く、あまり読書が捗りません。
「永訣の朝~樺太に散った九人の逓信乙女~」 川嶋康男著
みなさん、これが最後です。さようなら、さようならー。戦後間もない昭和20年8月20日、南樺太・真岡郵便局に勤務する、9人の若い女性電話交換手が自決した。ソ連軍進駐の予測不可能な状況下、使命を全うする中で、何が彼女らを死に追いやったのか。関係者への徹底取材で、当時の乙女らの日常と事件の全貌を追跡する。
正直、全然事件の全貌は明らかになったいないのだけれど

ただ、戦後の混乱期、当時の日本の価値観では、この悲劇は避けがたかったのだろうと想像はできます。
責任を逃れるため、嘘の証言をした当時の郵便局長の気持ちもわからなくはないし。
でも、面白いとは言い難い内容でした。
「金のゆりかご」 北川歩実著
タクシー運転手の野上雄貴は、GCS幼児教育センターから入社要請を受け、不審を抱く。GCSが発明した「金のゆりかご」と呼ばれる機械で育てられ、一時は天才少年ともてはやされたが、能力の限界が露呈し見捨てられた自分。真意を探るうち、子どもが次々と精神に錯乱をきたした事件が浮かび上がる。やがて、ある母親が失踪、殺人事件が起こる…。
紀伊国屋でPOP付きで平積みされていて、思わず手にとった一冊だったけど…。
すごく面白かった!
ある程度までは予想があたるんだけど、いい意味での裏切りがふんだんに作品内にしかけられていて、久々に著作を次々購入していまいました~

「もう一人の私」「僕を殺した女」「天使の歌声」も読破。
どれも、秀逸でした。
疲れているので、メモには残しませんが(笑)。
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